英Vodafone Group、スペインの携帯通信事業から撤退を完了
- 2024年06月13日
- 海外携帯電話
英国(イギリス)のVodafone Groupは英国のZegona Communicationsにスペインの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Espanaなどの売却を完了したと発表した。
Vodafone Groupの完全子会社でオランダのVodafone Europeは同社が直接的に完全所有したスペインのVodafone Holdings Europeの株式の全部をZegona Communicationsの完全子会社でスペインのZegona Bidcoに売却を完了したと案内している。
Vodafone Holdings Europeは中間持株会社で、Vodafone Holdings Europeの主要な子会社としてVodafone Espanaなどが存在する。
そのため、Vodafone GroupはVodafone Holdings Europeの売却の完了に伴いVodafone Espanaなどの売却も完了したことになる。
Vodafone EspanaはZegona Communicationsの完全子会社となった。
Vodafone Espanaの主力事業は携帯通信事業で、スペイン全土を対象区域として携帯通信事業を展開している。
Vodafone Groupとしてはスペインの携帯通信事業から撤退を完了したが、スペインのアンダルシア州マラガ県に所在するイノベーションハブに係る活動は継続するため、小規模ながらスペインで事業を維持する。
Vodafone GroupとVodafone Espanaは資本関係を解消したが、同時にVodafone GroupとVodafone Espanaはブランドライセンス契約を締結した。
当面はVodafone GroupとVodafone Espanaが締結したブランドライセンス契約に基づきVodafone EspanaはVodafoneの商標を継続して利用することになった。
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