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KDDIが国内初のDual Band Massive MIMO無線装置を導入へ、ベンダはサムスン電子



KDDIは第5世代移動通信システム(5G)の基地局でDual Band Massive MIMO無線装置を導入する計画を公表した。

Dual Band Massive MIMO無線装置は3.7GHz帯と4.0GHz帯のデュアルバンドで動作するMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置となる。

KDDIは2024年度中にDual Band Massive MIMO無線装置を導入する計画である。

そのため、2025年3月末までにはDual Band Massive MIMO無線装置の展開を開始することになる。

Dual Band Massive MIMO無線装置のベンダは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)であることも公表している。

Samsung ElectronicsはKDDIに対して複数の周波数で基地局を構成するアンテナ分離型無線装置およびMassive MIMOに対応したアンテナ一体型無線装置を供給しているが、新たに3.7GHz帯と4.0GHz帯で動作するDual Band Massive MIMO無線装置も供給することになった。

KDDIの調査によると2024年6月13日時点ではDual Band Massive MIMO無線装置は日本国内で初めてになるという。

なお、アンテナ分離型無線装置では3.7GHz帯と4.0GHz帯を含むマルチバンドで動作する5Gの無線装置が存在しており、日本国内の商用環境で展開している。

KDDIは3.7GHz帯と4.0GHz帯では5Gの無線方式としてNR方式を導入した。

NR BandはそれぞれFR1のn78とn77として運用する。

3.7GHz帯ではMultiple Frequency Band Indicator (MFBI)技術を適用してn77の端末も許容する。

KDDI

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