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KDDIが関東でCバンドの5Gエリアを2.8倍に拡大、日本全国では1.5倍に



KDDIはサブ6GHz帯(Sub6)でCバンドの周波数を利用した第5世代移動通信システム(5G)のエリアを拡大する計画を2024年5月末までに実施したと発表した。

Cバンドの周波数は第5世代移動新システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた3.7GHz帯と4.0GHz帯の周波数である。

それぞれ100MHz幅と広い帯域幅を確保しているため、面的な整備と高速通信を両立できる周波数として5Gの展開で活用が期待される。

KDDIは2024年5月末までにCバンドの5Gのエリアを関東地方で2.8倍、日本全国では1.5倍に拡大したという。

Cバンドの5Gの基地局は日本国内で業界最多の3.9万局を開設したと案内している。

Cバンドは固定衛生業務と共用しているため、Cバンドで5Gの基地局を開設する場合は事前に既存免許人の衛星通信事業者と干渉検討を行う。

固定衛生業務と干渉を抑止するためにCバンドの5Gの基地局は出力の制限やアンテナ角度を下げる措置を講じていたが、2023年度末に衛星通信事業者の地球局の移転に伴い干渉条件が緩和した。

そのため、KDDIでは2024年4月から2024年5月に高出力化やアンテナ角度の最適化を行い、結果としてCバンドの5Gのエリアを拡大できた。

なお、5Gの無線方式はNR方式を採用しており、NR Bandは3.7GHz帯ではFR1のn78、4.0GHz帯ではFR1のn77として運用する。

Multiple Frequency Band Indicator (MFBI)技術を適用して3.7GHz帯ではn77の端末も許容している。

KDDI

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