Flow Cayman Islandsが5Gを商用化、英領ケイマン諸島では初の5Gに
- 2024年06月21日
- 海外携帯電話
英領ケイマン諸島の移動体通信事業者(MNO)でFlow Cayman Islandsとして携帯通信事業を行うCable and Wireless (Cayman Islands)は第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
Cable and Wireless (Cayman Islands)は2024年6月4日に5Gの提供を開始している。
当初は英領ケイマン諸島の首都・ジョージタウン地区、ウェストベイ地区、ボーデンタウン地区の西部、ノースサイド地区の西部が5Gのエリアとなる。
グランドケイマン島の西部を中心として5Gを整備していることになる。
面積カバー率は英領ケイマン諸島の45%に達するという。
ポストペイドプランおよびプリペイドプランともに5Gに対応している。
ポストペイドプランでは携帯通信サービスと固定通信サービスを組み合わせたFlow Maniaの加入者は追加料金なしで5Gを利用できる。
ポストペイドプランの携帯通信サービスを単独で利用する場合は5ケイマン諸島ドル(約950円)のアドオンを購入することで5Gが有効となる。
プリペイドプランで5Gを利用する場合は75米ドル(約14,200円)のスペシャル5Gプリペイドバンドルに加入する必要がある。
5Gの無線方式としてはNR方式を採用した。
サブ6GHz帯(Sub6)の周波数を使用する。
なお、Cable and Wireless (Cayman Islands)は米国(アメリカ)を拠点とする英領バミューダのLiberty Latin Americaの連結子会社である。
英領ケイマン諸島で最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。
スポンサーリンク