マカオ特別行政区のLTE契約数が60万件を下回る
- 2024年07月16日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。
毎月の統計資料の更新に伴い2024年5月末時点の情報を掲載している。
携帯電話サービスの加入件数は1,413,234件で、2024年1月から5か月連続で増加となった。
マカオ特別行政区は四半期ごとに人口を公表しており、2024年3月末時点で686,400人である。
加入件数と人口の集計時期には2か月の開きがあるが、マカオ特別行政区ではおおよその携帯電話サービスの人口普及率が約205.9%と分かる。
加入件数は契約種別の内訳も公表している。
第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が18,076件、プリペイド回線が1,066件となった。
LTEはポストペイド回線が392,751件、プリペイド回線が206,642件である。
第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が615,721件、プリペイド回線が178,978件となっている。
3Gの合計は19,142件で約1.4%、LTEの合計は599,393件で約42.4%、5Gの合計は794,699件で約56.2%を占めており、減少が続くLTEは2024年5月に60万件を下回った。
なお、3Gと5Gは通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるが、郵電局は規制当局として免許の種別に基づく表記を採用する。
統計資料はマカオ特別行政区で携帯通信事業を行う4社の移動体通信事業者(MNO)が集計の対象となる。
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