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台湾の中華電信、6月30日までに3G停波を完了せず



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は2024年6月30日までに第3世代移動通信システム(3G)の停波を完了していないことが分かった。

台湾にはChunghwa Telecomを含めて3社の移動体通信事業者が存在する。

いずれも原則として2024年6月30日までに3Gの停波を行い、2024年6月30日をもって3Gの提供を終了することとなっていた。

Chunghwa Telecomは2024年6月26日の9時8分9秒(国家標準時間)に3Gの停波を開始した。

3Gの停波の開始に伴い公式ウェブサイトには行政区ごとの3Gの停波状況を公開している。

2024年7月1日付けで3Gの停波状況を更新したが、すべての行政区で3Gを維持しており、2024年6月30日までに3Gの停波を完了していないことが分かる。

なお、Chunghwa Telecomは一部の遠隔地では2024年7月1日以降も3Gを維持すると表明していたが、2024年6月30日までに3Gを停波した行政区はない。

3Gの停波状況は行政区ごとに3Gの基地局を停止した割合で示しており、0%、0%を超え30%以下、30%を超え70%以下、70%を超え99%以下、100%で色を分けて表示している。

1の行政区では30%を超え70%以下であるが、その他の行政区では0%もしくは0%を超え30%以下となっている。

そのため、Chunghwa Telecomは予定通りには3Gを停波していないことが分かる。

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