FCNT製のFMP199-O5が技適通過、NTTドコモ向けarrows We2 F-52Eか
- 2024年07月04日
- docomo-総合
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。
NTT DOCOMO向けのFCNT製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「FMP199-O5」が2024年4月12日および2024年4月22日付けでドイツのcetecom advancedを通じて相互承認(MRA)による工事設計認証を受けたことが分かった。
携帯通信網は1度目と2度目で工事設計認証を受けた無線方式が異なる。
1度目はLTE (FDD) B1/B3/B8/ B18/B19/B28, LTE (TDD) B39/B41/B42, W-CDMA I、2度目はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B8/ B18/B19/B28, LTE (TDD) B39/B41/B42で工事設計認証を受けた。
2度目はW-CDMA方式を削除したほか、NR方式を追加しており、製品としては日本国内ではW-CDMA方式を無効化する見込みである。
ほかにBluetoothや無線LANの周波数でも通過した。
FMP199-O5は工事設計認証を受けた携帯通信網の無線方式と周波数からNTT DOCOMO向けと考えられる。
FCNTはNTT DOCOMO向けにarrows We2 Plus F-51Eおよびarrows We2 F-52Eを発表している。
FMP199-O5と同日にはKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向けのarrows We2 (FCG02)のメーカー型番と思われるFMP198-O3も工事設計認証を受けた。
そのため、FMP199-O5はarrows We2 F-52Eのメーカー型番が有力と思われる。
NTT DOCOMOは2024年8月以降にarrows We2 F-52Eを発売する。
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