パラオ国立通信公社が携帯通信網の置換へ提案依頼書を受付、Open RANや5Gを導入予定
- 2024年07月17日
- 海外携帯電話
パラオの移動体通信事業者(MNO)でPalauCelとして携帯通信事業を行うPalau National Communications Corporation (パラオ国立通信公社:PNCC)は携帯通信網の置き換えに係る提案依頼書の受け付けを開始した。
Palau National Communications Corporationは2024年7月1日に携帯通信網の置き換えに係る提案依頼書の受け付けを開始しており、2024年8月15日の10時まで受け付ける予定である。
なお、表記の時間はパラオ時間で、日本標準時とは時差がない。
Palau National Communications Corporationは米国(アメリカ)の政府機関から支援を受けて既存の携帯通信網を置き換える。
携帯通信網の置き換えに向けて新しい携帯通信網の展開と運用に必要なハードウェア、ソフトウェア、その他の製品やサービスの供給に係る技術的および費用的な提案を受け付けることになった。
詳細な条件や社名は言及していないが、資格を有する会社に提案依頼書を発行したという。
既存の携帯通信網は主に中国のHuawei Technologies (華為技術)から調達した通信設備で構築した。
第2世代移動通信システム(2G)、第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)を運用している。
新しい携帯通信網はパラオ全土を対象としてOpen RANに対応した通信設備を用いて4Gおよび第5世代移動通信システム(5G)を構築する計画である。
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