JTOWERとKDDI、通信インフラの効率的な維持管理へ共同検討を開始
- 2024年07月23日
- KDDI-総合
JTOWERおよびKDDIは通信インフラストラクチャの効率的な維持管理などに向けた共同検討を開始すると発表した。
両社は2024年7月19日付けで人口減少社会における持続可能な通信インフラストラクチャの構築を目指した共同検討に関する覚書を締結したという。
覚書に基づきJTOWERとKDDIは通信インフラストラクチャの安定的な運用および効率的な維持管理に向けて協議を行う予定である。
JTOWERとKDDIは2021年5月に資本業務提携を締結しており、屋内外の通信インフラストラクチャの推進に向けて連携を強化してきたが、新たに共同検討を開始することになった。
JTOWERおよびKDDIは検討事項の一部を公表している。
屋内に関しては設備更改の時期を迎えたKDDIが単独で設置した通信インフラストラクチャをJTOWERのシェアリング設備で更改する施策を検討する。
屋外に関してはシェアリングによる通信鉄塔の中長期的な整理統合などの施策を検討する予定である。
人口減少社会では通信インフラストラクチャの維持管理を担う人材が減少すると予測できるため、維持管理の効率化が求められる。
通信鉄塔の整理統合は維持および更改に係るコストの削減に資するほか、人口減少社会の社会課題に対する有効な手立てとなることが見込まれると説明している。
屋内および屋外ともに施策の検証や評価を行い、本格展開の実現を目指すという。
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