シンガポールのSingtel、3G停波を延期
- 2024年07月25日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingtelとして事業を行うSingapore Telecommunicationsの完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Mobile Singaporeは第3世代移動通信システム(3G)の停波を延期することが分かった。
Singtel Mobile Singaporeは3Gの停波に関する公式声明を発出している。
すでにSingtel Mobile Singaporeの大半の加入者は第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)に移行しているが、少数の加入者が依然として4Gや5Gに移行できていない。
そのため、Singtel Mobile Singaporeは少数の加入者のためにより多くの時間を提供するという。
当初は2024年7月31日から3Gの停波を開始すると発表していたが、2024年11月から段階的に3Gの停波を進めることになった。
事実上、3Gの停波を延期したことになる。
3Gの停波を開始および完了する詳細な日程は公表していない。
4Gや5Gへの移行の進捗状況に応じて3Gを停波する詳細な日程を確定すると思われる。
シンガポールの政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報通信メディア開発庁(Infocomm Media Development Authority:IMDA)が共有した情報によると、シンガポールの移動体通信事業者としてはStarHub Mobileも3Gの停波を延期する見込みである。
しかし、Singtel Mobile Singaporeや情報通信メディア開発庁が情報を共有した時点でStarHub Mobileからは3Gの停波の延期に関する正式な案内はない。
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