豪州のVodafone Australia、衛星直接通信でLynk Globalを採用
- 2024年08月29日
- 海外携帯電話
英国(イギリス)のVodafone Groupの関連会社で豪州(オーストラリア)の移動体通信事業者(MNO)であるTPG Telecomは衛星と携帯端末の直接通信で米国(アメリカ)のLynk Globalと協業することが分かった。
TPG Telecomは衛星と携帯端末の直接通信でLynk Globalと協業してカバレッジをほぼ100%まで高める計画を案内している。
当初は衛星と携帯端末の直接通信ではSMSを提供する計画で、SMSの試験を開始したという。
商用化の時期までは公表していない。
TPG Telecomの加入者が利用できるトライアルは2025年に提供を開始する予定である。
将来的には音声通話と限定的なデータ通信も提供する。
Lynk GlobalはSat2Phoneとして衛星と携帯端末の直接通信を提供している。
Sat2Phoneは商用化しており、一部の国と地域でLynk Globalと提携する地上の移動体通信事業者が商用でSat2Phoneを導入した。
豪州では商用でSat2Phoneを導入した移動体通信事業者はないが、TPG Telecomが採用を決定したほか、Telstraが採用を検討しているという。
なお、TPG Telecomは旧社名がVodafone Hutchison Australiaで、海外領土を除く豪州全土でVodafone Australiaとして携帯通信事業を行う。
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