レバノンの携帯電話事業者Alfa、一時的で暫定的な措置の適用を開始
- 2024年10月03日
- 海外携帯電話
レバノンの移動体通信事業者(MNO)でAlfaとして携帯通信事業を行うMobile Interim Company 1 (MIC1)はレバノンの政府機関で電気通信分野の規制を司る電気通信省(Ministry of Telecommunications:MOT)が命令した一時的で暫定的な措置の適用を開始した。
Mobile Interim Company 1は2024年9月30日から一時的で暫定的な措置を適用している。
一時的で暫定的な措置はポストペイド回線およびプリペイド回線の両方が対象となっている。
内容はポストペイド回線とプリペイド回線でそれぞれ異なる。
ポストペイド回線の場合は支払期限の延長を適用しており、延長の期間は従来の支払期限日から1か月間となる。
プリペイド回線の場合はプランの有効期間の延長を適用しており、7日間をプランの所定の有効期間に追加する。
レバノンの携帯電話市場ではプリペイド回線が多数を占めており、比率はポストペイド回線が10%台で、プリペイド回線が80%台と推定される。
そのため、多くの加入者はプリペイド回線に対する一時的で暫定的な措置の適用を受けると見込まれる。
なお、一時的で暫定的な措置の適用を終了する日程は決定していない。
電気通信省はレバノンの経済的および社会的な状況を考慮して、移動体通信事業者に対して一時的で暫定的な措置を講じるよう命令していた。
2024年9月27日付けで命令しており、Mobile Interim Company 1では3日後の2024年9月30日から適用を開始することになった。
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