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台湾大哥大が3Gの停波を完了、約19年半の歴史に幕



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるTaiwan Mobile (台湾大哥大)は第3世代移動通信システム(3G)の停波を完了したことが分かった。

Taiwan Mobileは3Gの停波状況を行政区単位で公表しており、2024年10月14日までにすべての行政区で3Gの停波を完了したと案内している。

台湾では移動体通信事業者は全社が2024年6月30日をもって正式には3Gの提供を終了した。

2024年7月1日以降に3Gを順次停波することとなっていた。

Far EasTone Telecommunications (遠傳電信:FET)は3Gの提供の終了を受けてすぐに3Gの停波を完了したが、Taiwan MobileとChunghwa Telecom (中華電信)は3Gの停波に伴う影響を考慮して慎重に3Gの停波を進めてきた。

しかし、Taiwan Mobileは2024年10月14日に3Gを維持した最後の基地局でも3Gの運用を終了しており、同日をもって3Gの停波を完了したことになる。

なお、Taiwan Mobileは2023年12月1日を効力発生日としてTaiwan Mobileを存続会社、台湾の移動体通信事業者として存在したTaiwan Star Telecom (台湾之星電信)を消滅会社とする吸収合併を実行している。

そのため、Taiwan Mobileによる3Gの停波はTaiwan Star Telecomから承継した3Gも含まれる。

Taiwan Mobileは3Gの無線方式としてW-CDMA方式を採用しており、2005年5月25日に3Gを商用化した。

2005年5月25日から3Gの商用化まではトライアルとして無料で3Gを提供していため、トライアルの期間も含めると約19年半も3Gを運用したことになる。

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