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NTTドコモ、シンガポールでWORLD WING利用時にVoLTE設定オンを案内



NTT DOCOMOはシンガポールで国際ローミングのWORLD WINGを利用時の案内を掲載した。

2024年12月6日付けでシンガポールでWORLD WINGを利用時の案内を掲載しており、2024年11月1日以降に第3世代移動通信システム(3G)を順次終了しているため、2024年12月以降はVoLTE (Voice over LTE)に対応した携帯電話以外では利用できない場合があるという。

VoLTEに対応した携帯電話ではVoLTEの設定を有効化して利用するよう求めている。

なお、VoLTEは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式で音声通話を実現する技術である。

シンガポールの移動体通信事業者(MNO)はStarHub Mobile、Singtel Mobile Singapore、M1、SIMBA Telecomの4社であるが、WORLD WINGではStarHub Mobile、Singtel Mobile Singapore、M1が対象の移動体通信事業者となっている。

M1は2024年8月1日、StarHub MobileおよびSingtel Mobile Singaporeは2024年11月1日より3GのW-CDMA方式を順次停波しており、2024年12月以降は多くのエリアでW-CDMA方式の停波を完了する見通しである。

これまでに、シンガポールでは第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式も終了しているため、W-CDMA方式の停波が完了したエリアではLTE方式もしくは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用することになる。

NR方式はWORLD WINGではLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で利用できるため、W-CDMA方式の停波が完了したエリアで音声通話を利用する場合はVoLTEとなる。

そのため、NTT DOCOMOとしてはVoLTEに対応した携帯電話でVoLTEの設定を有効化して利用するよう案内することになった。

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