国際協力銀行がドイツのUnited Internetに融資、子会社が楽天シンフォニーと協業
- 2025年01月20日
- Rakuten-総合
Japan Bank for International Cooperation (国際協力銀行:JBIC)はドイツのUnited Internetに融資すると発表した。
Japan Bank for International Cooperationは民間金融機関とともにUnited Internetと8億ユーロ(約1,303億円)を融資金額の限度とする貸付契約を締結したという。
8億ユーロのうちJapan Bank for International Cooperationの融資分は3億ユーロ(約489億円)となる。
United Internetと日本企業が進めるOpen RANの技術による第5世代移動通信システム(5G)の構築に必要な資金を融資する。
Japan Bank for International Cooperationは融資を通じて日本企業のドイツにおける事業環境の整備を金融面から支援すると表明している。
United Internetはドイツ国内で固定通信事業や携帯通信事業を行う。
連結子会社を通じて携帯通信事業を展開しており、ドイツの1&1 Mobilfunkが移動体通信事業者(MNO)として携帯通信網を整備する免許人で、ドイツの1&1 Telecomが役務提供事業者となる。
携帯通信事業ではRakuten Group (楽天グループ)がRakuten Mobile (楽天モバイル)を通じて完全所有するRakuten Symphony (楽天シンフォニー)と協力しており、Rakuten Symphonyが携帯通信網の構築を支援している。
基地局を構成する無線装置はRakuten Symphonyを通じて1&1 Mobilfunkに供給しており、ベンダはNEC Corporation (日本電気)である。
スポンサーリンク