BaytecがBaytechに社名変更、楽天モバイルと取引
- 2025年02月09日
- Rakuten-総合
![](http://blogofmobile.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/rakuten77bmi-220x165.jpg)
Baytecは社名をBaytechに変更したことが分かった。
正式な商号を2025年1月12日付けでBaytec株式会社からBaytech株式会社に変更している。
Baytechは2020年8月20日に法人番号の指定を受けた。
当初は社名をBaytec Japanとして東京都港区六本木で設立したが、本店の所在地は2021年6月28日に東京都港区六本木から東京都世田谷区玉川に移転した。
社名は2024年4月12日にBaytec JapanからBaytecに変更していたため、2度目の社名の変更となった。
2024年4月27日にはロゴの変更と同時にブランドをBaytecからBaytechに刷新しており、ブランドの刷新を社名に反映したことになる。
BaytechはRakuten Group (楽天グループ)の連結子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)取引が活発である。
携帯端末関連ではRakuten Mobileが発売した中国のShenzhen Tinno Mobile Technology (深圳市天瓏移動技術)製のRakuten Hand 5G (P780)、中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) (宇龍計算機通信科技(深圳))製のRakuten BIG s (3917JR)、中国のShenzhen Harvilon Technology (深圳市瀚威隆科技)製のRakuten WiFi Pocket (R310)の輸入元として機能している。
基地局関連ではSKYALIGNの商標を付した無停電電源装置および整流器の輸入元となっている。
過去には公式ウェブサイトにRakuten Groupの連結子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)製の分散装置や中国のSichuan ZILLNK Technology (四川恒湾科技)のカナダ法人を前身とするカナダのBluewaves Mobility Innovation製の無線装置などRakuten Mobileで展開する通信設備も掲載していた。
MWC Barcelona 2023ではRakuten Groupのブースに開設したRakuten SymphonyのコーナーにBaytechの製品を展示したほか、Rakuten Groupとの関わりとしては香港特別行政区法人のBaytec LimitedがRakuten Groupの連結子会社であるRakuten Baseball (楽天野球団)が運営する東北楽天ゴールデンイーグルスの公式スポンサーを2022シーズンと2023シーズンに務めたこともある。
参考までに、SKYALIGNの商標は中国のShenzhen Qinhai Bay Management (深圳前湾企業管理)が所有していたが、商標の所有権はBluesky Capital Japanに変更された。
Bluesky Capital JapanはSKYALIGNのほかにBLUESKY CAPITAL、NETOSO、RAIJINTO、SPIDERLINKの商標も保有しており、BaytechがNETOSOのフェムトセル、RAIJINTOの整流器、SPIDERLINKの光モジュールを取り扱うことも分かっている。
なお、当初はBaytechをBaytec Limitedの日本法人として設立したと思われる。
Baytechの公式ウェブサイトに掲載する拠点の一覧では東京都を本社と記載しているため、日本企業として国際的に活動している。
しかし、Baytec Limitedは2020年2月21日に香港特別行政区で設立しており、順序としてはBaytec Limitedの設立後に日本法人を設立したことが分かる。
日本および香港特別行政区以外ではシンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア(KSA)、ドイツ、米国(アメリカ)にも拠点を有する。
スポンサーリンク