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シンガポールのSingtelが700MHz帯で5G NRを導入、5G+として展開



シンガポールの移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Mobile Singaporeは700MHz帯で第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定された無線方式であるNR方式を導入した。

2025年2月7日に700MHz帯でNR方式を導入しており、シンガポール全土で5Gのカバレッジを強化すると案内している。

5Gのサービス名は700MHz帯の利用の開始に伴いカバレッジを拡張する意味合いを込めて5G+として展開することになった。

Singtel Mobile Singaporeは2024年11月1日付けで700MHz帯周波数利用権(2024)として700MHz帯の割当を受けた。

規則上は無線方式として第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式もしくはNR方式を導入できるが、Singtel Mobile Singaporeは5Gのカバレッジの拡大を目指してNR方式の導入を選択した。

NR BandはFR1のn28となる。

なお、NR方式を導入する場合は無線アクセスネットワーク(RAN)構成に条件を設定しており、少なくともスタンドアローン(SA)構成で運用する必要があると規定されている。

そのため、RAN構成はノンスタンドアローン(NSA)構成に加えてスタンドアローン構成でもn28を運用している。

これまでに、Singtel Mobile Singaporeは2.1GHz帯、3.5GHz帯、28GHz帯でNR方式を導入したため、1GHz未満の低い周波数では初めてNR方式を導入したことになる。

シンガポールの移動体通信事業者としても1GHz未満の低い周波数でNR方式を導入する事例は初めてとなった。

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