米AmpliTech GroupがO-RAN準拠の5G無線装置を受注
- 2025年02月27日
- 海外携帯電話

米国(アメリカ)のAmpliTech GroupはO-RANフロントホール仕様に準拠した第5世代移動通信システム(5G)の無線装置の発注書を受領したと発表した。
O-RANフロントホール仕様に準拠した5Gの無線装置は異なる3種類の注文を受けており、AmpliTech Groupにとって最初の国際的な注文が含まれるという。
詳細な内容は公表していないが、顧客の1社にはインドのVVDN Technologiesが含まれることを公表している。
初期注文の規模は約50万米ドル(約7,447万円)を超えており、2025年中に追加の注文を見込んでいる。
VVDN Technologiesは5GやOpen RANに関連した事業としてエンドツーエンドのプライベート5Gソリューションや検証施設の提供などを行う。
プライベート5Gソリューションを構成するコアネットワークの5GC、O-RANフロントホール仕様に準拠した無線装置、集約装置、分散装置を自社で開発しているが、外部の無線装置と組み合わせることも想定していると思われる。
AmpliTech GroupではO-RANフロントホール仕様に準拠した無線装置を製品化した。
主にプライベート5Gや固定通信用途など小規模な5Gで採用されることを想定している。
なお、O-RANフロントホール仕様はOpen RANを仕様策定を推進する標準化団体でドイツに本部が所在するO-RAN ALLIANCEで策定したフロントホールインタフェースの標準仕様である。
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