台湾之星が韓国のLG U+と戦略的提携を締結
- 2014年06月24日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者であるTaiwan Star Telecom(台湾之星移動電信)は韓国の移動体通信事業者であるLG U+と戦略的提携を締結すると発表した。
LG U+は韓国で3位の移動体通信事業者で、FDD-LTE/CDMA2000方式でサービスを提供している。
近頃はCDMA2000方式には非対応の端末のみを投入しており、完全にLTEのみで展開する形となっている。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションやLTEネットワークで音声通話を実現するVoLTEも導入済みである。
2014年中には3帯域のキャリアアグリゲーション(3CC CA)を世界で初めて商用化することを目指しており、技術的には世界をリードする移動体通信事業者といっても間違いない。
戦略的提携を行うとのことで、具体的な内容には触れられていないが、LTE関連の技術や国際ローミング関連で提携するものと思われる。
また、Taiwan Star Telecomの株主に関する情報も公開されている。
食品および流通最大手であるTing Hsin Group(頂新集団)を筆頭株主とし、金融関連などを手掛けるLinYuan Group(霖園集団)、電子機器や精密機器関連の事業を手掛けるFoxlink Group(正崴集団)、受託生産などを手掛けるKinpo Group(金仁寶集団)、金融関連を主に手掛けるCITIC Group(中信金集団)が株式を保有する。
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