日本で5G導入から5年
- 2025年03月25日
- docomo-総合

日本で第5世代移動通信システム(5G)の導入から5年を迎えた。
日本の携帯電話事業者としてはNTT DOCOMOが最初に5Gを導入しており、2020年3月25日に5Gの要求条件を満たすために規定された無線方式であるNR方式に準拠した携帯通信サービスを商用化した。
2025年3月25日には日本で5Gを導入して5年となる。
NTT DOCOMOの場合は5Gの導入時点で5Gの通信速度は下り最大3.4Gbps/上り最大182Mbpsであるが、高度化技術の導入に伴い通信速度の高速化を進めてきた。
下りの通信速度は2020年9月23日に最大4.1Gbps、2020年12月7日に最大4.2Gbps、2022年7月15日に最大4.9Gbps、2024年8月1日に最大6.6Gbpsとなった。
上りの通信速度は2020年9月23日に最大278Mbps、2020年11月4日に最大480Mbps、2022年8月24日に最大1.1Gbpsに高速化した。
そのため、2025年3月25日時点では下り最大6.6Gbps/上り最大1.1Gbpsで5Gを提供している。
5Gの基地局を構成する無線装置のベンダは5Gの導入時点ではFujitsu (富士通)およびNEC Corporation (日本電気)を採用したが、DKK (電気興業)、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、フィンランドのNokia Solutions and Networks、スウェーデンのEricssonも加わった。
なお、NTT DOCOMO以外の日本の携帯電話事業者としてはKDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)が2020年3月26日、SoftBank Corp.が2020年3月27日、Rakuten Mobile (楽天モバイル)が2020年9月23日に5Gを商用化した。
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