AmpliTech製の5G基地局がFCC通過、インド製のODM製品に
- 2025年05月18日
- 海外携帯電話

米国(アメリカ)のAmpliTech Group製の基地局「AMPU-LPRU-Gen3-3537-AE-AI」が2025年2月20日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDは2BNMP-AMPU-LPRUである。
周波数は3550~3700MHzで動作する。
無線方式は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応している。
NR BandはFR1のn48として運用できる。
米国の市民ブロードバンド無線サービス(Citizens Broadband Radio Service:CBRS)向けに定義されたNR Bandで動作するため、市民ブロードバンド無線サービスの5Gに対応した基地局となることが分かる。
設備種別はLow Power Radio Unit (LPRU)と記載しており、基地局を構成する低出力な無線装置となる。
連邦通信委員会の認証ではAmpliTech Groupが申請者として機能しているため、連邦通信委員会の認証上の製造者はAmpliTech Groupとなる。
しかし、ラベルの名義はAmpliTech Groupの子会社で米国のAmpliTechで、より正確な製造元の名義はAmpliTechと考えられる。
ラベルにはMADE IN INDIAとも記載していることから、インド国内の工場で製造する。
連邦通信委員会の認証では一部でインドのVVDN Technologiesが作成した資料を提出しており、VVDN Technologies側の名称としてVVDN LPRU、VVDN Technologies側の型番としてVLRU-Gen3-3537-AE-AIを付している。
そのため、VVDN TechnologiesのODM製品と思われる。
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