ソニー製ミッドレンジスマホがFCC通過、米国でn79が有効に
- 2025年07月21日
- Android関連

Sony Corporation製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「PY7-29686W」が2025年7月19日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはPY7-29686Wである。
携帯通信網はNR (FR1, TDD) n79, LTE (FDD) B4/B5/B12, LTE (TDD) B41, W-CDMA IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
PY7-29686Wは未発表端末のFCC IDである。
連邦通信委員会の認証では型番を記載しておらず、型番に代わる機器名称としてFCC IDを使う。
製品種別はPhoneで、無線LANの規格はハイスペックな機種で対応する傾向のIEEE 802.11beに対応していないため、ミッドレンジのスマートフォンと考えられる。
Sony CorporationはXperia 10シリーズでミッドレンジのスマートフォンを展開するため、製品名の規則に変更がない場合は順当にXperia 10 VIの後継機種でXperia 10 VIIとして製品化すると思われる。
連邦通信委員会は米国の政府機関であるため、原則として米国で利用できる周波数を認証の対象とする。
PY7-29686Wはn79でも連邦通信委員会の認証を受けたため、米国でn79が有効で、n79を米国で利用できることになる。
連邦通信委員会でn79の認証を受けたスマートフォンはPY7-29686Wが初めてとなる。
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