インドネシアのSurgeが1.4GHz帯の取得に成功、OREX SAIと協業
- 2025年10月15日
- docomo-NEC, 海外携帯電話

インドネシアのSurgeとして事業を行うSolusi Sinergi Digitalは1.4GHz帯の取得に成功した。
インドネシアの政府機関で電気通信分野などの規制を司る通信デジタル省(Ministry of Communications and Digital Affairs:Komdigi)は1.4GHz帯の周波数をブロードバンド無線アクセス(BWA)サービス向けに割当するために必要な手続きを進めてきた。
Solusi Sinergi Digitalは子会社でインドネシアのViberlinkとして事業を行うTelemedia Komunikasi Pratamaを通じて1.4GHz帯の取得を申請することになった。
Telemedia Komunikasi Pratamaは申請の内容に不備がなく、行政評価も合格したため、事実上の最終段階である周波数オークションに進む資格を得た。
周波数の割当は地域I、地域II、地域IIIに分けており、Telemedia Komunikasi Pratamaは周波数オークションで地域Iの勝者となった。
そのため、Telemedia Komunikasi Pratamaは地域Iで1.4GHz帯の取得に成功したことを意味する。
地域Iにはゾーン4からゾーン10が含まれている。
ゾーン4はジャカルタ首都特別州、バンテン州、西ジャワ州ボゴール県、ブカシ県、ボゴール市、デポック市、ブカシ市、ゾーン5はゾーン4に含まれない西ジャワ州、ゾーン6はジョグジャカルタ特別州および中部ジャワ州、ゾーン7は東ジャワ州、ゾーン9はパプア州、中部パプア州、山岳パプア州、南パプア州、西パプア州、南西パプア州、ゾーン10はマルク州および北マルク州である。
すなわち、Solusi Sinergi Digitalは子会社を通じてジャワ島、マルク諸島、ニューギニア島の全域で1.4GHz帯を取得したことになる。
NTT DOCOMOとNEC Corporation (日本電気)の合弁会社であるOREX SAIと協業で合意しており、固定通信用途で第5世代移動通信システム(5G)を構築する。
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