GoogleとMediaTekが協同でAndroid Oneを適用したスマートフォンを開発へ
- 2014年06月29日
- Android関連
Googleが発表したAndroid Oneプログラムを適用したスマートフォンをMediaTekと共同で開発することが分かった。
Android Oneは低価格で高品質なAndroidスマートフォンを提供することを目的としたプログラムである。
ミッドレンジ未満の低価格帯のスマートフォンが主流な新興市場をメインターゲットとしており、新興市場においてAndroidスマートフォンの普及を加速させる狙いがある。
Android Oneは標準のAndroidを採用し、Google PlayやGoogleによるOTAシステムアップデートに対応することが基本となる。
2014年の秋よりAndroid Oneプログラムを開始する予定で、適用したスマートフォンはインドのMicromax Informatics、Karbonn Mobiles、Spiceブランドで展開するS Mobilityの3社が投入することが決定している。
Android Oneを適用したスマートフォンはMediaTek製のチップセットを搭載する見通しとされている。
Googleは台湾のMediaTekと協議し、MediaTekをパートナ企業に選定してAndroid Oneプログラムを進めると伝えられている。
Micromax Informatics製のスマートフォンはスペックの一部も公開されており、約4.5インチのディスプレイを搭載することや、デュアルSIMやFMラジオに対応することが分かっている。
チップセットはMediaTek MT6575で、デュアルコアのCPUを搭載するという。
MediaTek MT6575はかなり枯れたチップセットであり、短い期間で開発して低価格のスマートフォンとして投入するものと思われる。
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