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中国電信と中国聯通にFDD-LTEのライセンスを交付、TDD/FDDのハイブリッドネットワークを運用可能に



中国の政府関連機関である中国工業情報化部は移動体通信事業者2社にFDD-LTEネットワークのライセンス(営業許可証)を2014年6月27日付けで交付した。

中国では2013年12月にChina Mobile(中国移動)、China Telecom(中国電信)、China Unicom(中国聯通)の3社に対してTD-LTEのライセンスを交付しており、それぞれ2013年12月、2014年2月、2014年3月にTD-LTE方式で4Gの商用サービスを開始している。

LTE方式ではChina MobileはTD-LTEのみで展開するが、China TelecomとChina UnicomはFDD-LTEでも展開する方針であるためにFDD-LTEのライセンスを申請していた。

当初はFDD-LTEのみを提供する方針を示すこともあったChina TelecomとChina Unicomであるが、中国政府の意向によりいずれもTD-LTEを先に開始している。

FDD-LTEについては長らくライセンスが交付されていなかったが、ようやく交付されることになった。

これによって、China TelecomとChina Unicomは16の都市でFDD-LTEとTD-LTEのハイブリッドネットワークを運用することが可能となる。

ハイブリッドネットワークの運用が認可されたのは蘭州、南寧、西安、石家庄、済南、鄭州、重慶、成都、武漢、上海、杭州、南京、合肥、南昌、深圳と海口の16都市である。

なお、China MobileはTD-LTEのみで展開するため、FDD-LTEのライセンスは申請していない。

China UnicomとChina Telecomにとってはようやく本命のFDD-LTEを展開することが可能となる。

中国工業情報化部

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