NTTドコモがSub6の5G対応レピータを日本初導入、韓国のCS製

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NTT DOCOMOはサブ6GHz帯(Sub6)の周波数に対応した第5世代移動通信システム(5G)のレピータを導入したことが分かった。

2025年度第2四半期決算説明会で通信サービスの品質向上の取り組みを紹介しており、最新の装置や機能を積極的に導入しているという。

2025年9月にはSub6対応レピータを導入したと案内している。

Sub6対応レピータはSub6の周波数に対応した5Gのレピータを意味する。

広帯域移動無線アクセス(BWA)を除くSub6の周波数に対応した5Gのレピータは特定無線設備の種別としてはTD-5G-NR(Sub6帯)用小電力レピータの証明規則第2条第11号の30の2に規定する特定無線設備となる。

証明規則第2条第11号の30の2に規定する特定無線設備としては韓国のCS Corporation製のTB-4030形C中継増幅装置およびTB-4040形C中継増幅装置が電波法に基づく工事設計認証を受けている。

TB-4030形C中継増幅装置およびTB-4040形C中継増幅装置はそれぞれNTT DOCOMOが割当を受けた3.7GHz帯と4.5GHz帯に対応するため、いずれもNTT DOCOMO向けのSub6の5Gに対応したレピータで間違いない。

NTT DOCOMOではSub6の周波数に対応した5Gのレピータは3.5GHz帯と4.5GHz帯で導入しており、製造元はCS Corporation特定できる。

ほかにSub6の周波数に対応した5Gのレピータは工事設計認証を受けていないため、日本国内ではNTT DOCOMOが初めて導入したことになる。