KDDIが2025年度Q2の業績を発表、5G契約浸透率は8割超に

KDDI CORPORATIONは2026年3月期(2025年度)第2四半期の業績を発表した。

2025年9月30日に終了した6か月間となる2025年度第2四半期累計の連結売上高は前年同期比3.8%増の2兆9,631億6,100万円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比7.6%増の3,777億2,300万円となった。

前年同期比で増収増益を達成したことになる。

業績の発表に伴い2025年9月30日時点の実績なども開示している。

連結ベースの累計回線数は前年同期比9.6%増の9,752万9,000件である。

累計回線数のうち主要回線数は4,219万5,000件、IoT累計契約数は5,533万4,000件となった。

主要回線数のうちスマートフォン稼働数は3,292万8,000件となっている。

パーソナルセグメントのモバイルの5G契約浸透率は前年同期比6.8ポイント増の81.3%に達した。

2025年9月30日に終了した3か月間となる2025年度第2四半期に5G契約浸透率が80%を超えた。

なお、累計回線数にはハンドセット、データカードやタブレットなど、モジュール、主要回線数にはハンドセットとデータカードやタブレットなど、IoT累計契約数にはモジュールが含まれる。

5G契約浸透率は第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できるプランの加入率を意味する。

NR方式をスタンドアローン(SA)構成で運用するエリアを拡大する計画も公表しており、人口カバー率は2025年度第1四半期末時点で50%超であるが、2025年度第4四半期末には90%超を目標として掲げている。

KDDI CORPORATIONは海外の携帯通信事業としてモンゴルおよびミャンマー(ビルマ)にも参入している。

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