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韓国KTが2.1GHz帯のLTE転用を許可するよう政府に要請、3CC CAで下り最大300Mbpsを目指す



韓国の移動体通信事業者であるKTは韓国政府にW-CDMA用に割り当てられた2.1GHz帯(Band 1)の帯域をLTE用に転用することを許可するよう要請したことが分かった。

韓国メディアが報じるところによると、KTは2014年第2四半期の決算発表の場で、保有済みの2.1GHz帯をLTE用に再割り当てするよう要請したと明かしたという。

韓国の政府機関である未来創造科学部は、政策研究班を設立して転用の許可を含めて検討中とのことである。

KTはLTE用に1.8GHz帯(Band 3)と900MHz帯(Band 8)を保有するが、下り最大300Mbpsのサービスを提供するには更に帯域が必要となる。

そのため、2.1GHz帯をLTEに転用して、3帯域キャリアアグリゲーション(3CC CA)を適用し、下り最大300Mbpsを目指すとしている。

なお、その他の韓国の移動体通信事業者が保有するLTE用の帯域は、SK Telecomが2.1GHz帯、1.8GHz帯、850MHz帯(Band 5)の3帯域、LG U+が2.6GHz帯(Band 7)、2.1GHz帯、850MHz帯の3帯域であり、いずれも下り最大300Mbpsのサービスを提供できるだけの帯域を保有している。

SK TelecomとLG U+は2014年中に3CC CAの商用化を目指すことも明らかにしている。

現状ではKTだけが保有する帯域の都合上で下り最大300Mbpsのサービスをできないため、政府に転用の許可を要請するのは当然のことだろう。

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