米国における2014年Q2のスマートフォン市場で韓国勢が健闘、サムスンがトップでLGが3位に

米国における2014年第2四半期のスマートフォン市場シェアが明らかになった。

韓国メディアが米国の調査会社であるStrategy Analyticsの調査結果を引用して韓国勢の健闘を伝えている。

これまで米国では米国のAppleが強かったが、2014年第2四半期は韓国のSamsung Electronicsがシェアを36.2%として首位を獲得した。

Samsung Electronicsは初めてAppleを破って1位を記録したという。

Appleは2位で27.9%に留まり、前年同期比4.4%のマイナス、前四半期比9.4%のマイナスとなっている。

3位には韓国のLG Electronicsが入っており、シェアを11.9%としている。

Samsung Electronicsは米国市場でSamsung GALAXY S5が好調であったことが首位を獲得した大きな理由とされている。

米国の大手移動体通信事業者が取り扱っており、2014年8月には新色の発売も予定されている。

LG ElectronicsはLG Gシリーズ、LG Fシリーズ、LG Lシリーズを米国市場に投入している。

ハイエンドからローエンドまで万遍なくラインナップを揃えたことが好調の要因とされている。

一方で、Appleは2014年第3四半期には新型のiPhoneの発売が確実になっており、買い控えが影響してシェアを奪われたと考えられる。

4位には中国のZTE(中興)が入っており、シェアを6.1%としている。

ZTEはミッドレンジ以下のスマートフォンを展開しており、地域移動体通信事業者や仮想移動体通信事業者にも格安のスマートフォンを納入している。

Samsung Electronicsは中国やインドでは地元のメーカーにシェアを奪われているが、米国ではLG Electronicsとともに好調な結果を残している。

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