TD-LTEを計画する通信事業者が120を超える、TD-LTE B41を提供する通信事業者は8社に
- 2014年08月15日
- 海外携帯電話
調査機関であるGSAはTD-LTEに関する調査結果を明らかにした。
TD-LTEは上りと下りの周波数帯をペアで確保する必要がなく、上下帯域の非対称利用が可能であるため、世界各地の通信事業者が注目している。
そんな中、GSAの調査によると120もの通信事業者がTD-LTEに投資しているという。
現時点では39の通信事業者がTD-LTEを展開しており、そのうち13の通信事業者がFDDとTDDのデュアルモードLTEで提供している。
TD-LTEに対応した端末も増加しており、特にTD-LTEに対応したスマートフォンの増加が顕著としている。
対応バンドとしては2.3GHz帯のBand 40と2.6GHz帯のBand 38が多く、TD-LTE対応端末の68%が対応しているという。
1.9GHz帯のBand 39が38%、2.5GHz帯のBand 41が34%、3.5GHz帯のBand 42が4.5%となっている。
また、運用中のネットワークとしてはBand 40が19ネットワーク、Band 38が9ネットワーク、Band 41が8ネットワーク、Band 42およびBand 43が6ネットワーク、Band 39が1ネットワークとしている。
Band 41は日本、中国、米国で運用されており、2014年に入ってからは対応端末が大幅な増加傾向にある。
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