ロシアと北朝鮮がロシア人に対して北朝鮮国内におけるモバイルデータ通信の開放で合意していることを明かす
- 2014年09月09日
- 海外携帯電話
ロシアの中央省庁の一つで極東ロシアにおける発展および開発を手掛けるロシア極東開発省は朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の当局とモバイルデータ通信の開放で合意していることを明らかにした。
ロシア極東開発省によると北朝鮮当局はロシア人に対して長期数次ビザの発給を開始したことを発表しており、長期数次ビザの発給以外にもロシアと北朝鮮の間で貿易や経済および科学技術協力の強化を目的として複数の項目で合意したという。
これまでにロシアメディアなどがロシア人に対する北朝鮮国内におけるモバイルデータ通信の開放で合意したことを報じていたが、今回はロシアの行政機関の一つがそれを認める形となっている。
ロシア人の起業家や投資家などが携帯電話でモバイルデータ通信を使えるようにすることや、ロシアルーブルでの貿易決済、ロシア企業の北朝鮮進出支援、ロシア極東における開発プロジェクトに北朝鮮の人材を受け入れることなどが合意の内容となっている。
北朝鮮とロシアは両国間の経済協力の強化を狙っており、北朝鮮によるロシア人に対する長期数次ビザの発給はそれの第一歩としている。
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