iPhone 6とiPhone 6 Plusで利用可能なドコモ・KDDI・ソフトバンクのLTE周波数一覧
- 2014年09月14日
- Apple関連
Apple製のスマートフォン「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」で利用可能なNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのLTE周波数一覧を掲載しておく。
NTTドコモではBand 1, Band 3, Band 19, Band 28に対応し、Band 21には非対応となる。
下りの通信速度は最大でBand 3が150Mbps、Band 1とBand 19で112.5Mbpsとなるが、Band 1とBand 19の112.5Mbpsエリアは限定的で、基本的には75Mbpsとなる。
Band 3は150Mbpsを実現するのもの、提供エリアは関東総合通信局、東海総合通信局、近畿総合通信局の管轄地域、俗に言われる東名阪地域に限定される。
なお、Band 28は75Mbpsとなるが、現時点では提供していない。
VoLTEは発売後に遅れて対応する予定としている。
KDDIではBand 1, Band 18/26, Band 41に対応し、Band 11には非対応となる。
キャリアアグリゲーション非適用時は下りの通信速度が最大でBand 1の150Mbpsとなるが、Band 1の150Mbpsエリアは限定的で、基本的には75Mbpsとなる。
800MHz帯はBand 26としても吹いているが、基本的にはBand 18で接続する模様である。
WiMAX 2+として提供するBand 41にも対応し、通信速度は110Mbpsを実現する。
キャリアアグリゲーションの利用が可能で、Band 1の10MHz幅とBand 18の10MHz幅を束ねて150Mbpsとなる。
なお、Band 28は75Mbpsとなるが、NTTドコモと同様に現時点では提供していない。
ソフトバンクではBand 1, Band 3, Band 8, Band 41に対応する。
キャリアアグリゲーション非適用時は下りの通信速度が最大でBand 1の112.5Mbpsとなるが、Band 1の大半は75Mbpsである。
プラチナバンドLTEとしてBand 8も開始しているが、開始直後ということでエリアは限定的である。
AXGPとして提供するBand 41にも対応し、通信速度は110Mbpsを実現する。
キャリアアグリゲーションを利用可能で、Band 1とBand 8を束ねて150Mbpsとするが、Band 8の提供エリアが限定的であるため、利用可能なエリアも狭い。
なお、Band 41のキャリアアグリゲーションはiPhone 6およびiPhone 6 Plusの端末性能の都合で利用できない。
KDDIのWiMAX 2+とSoftBankはAXGPは実質的にTD-LTEであり、通信速度は110Mbpsを実現する。
AXGPの方が開始時期が早いだけあって、比較的地方でもエリアが広い印象である。
一概にどの移動体通信事業者が良いか悪いかということではなく、地域によって利用可能な周波数が異なる場合もあるので、行動範囲を考慮して選ぶと最適な選択ができるだろう。
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