韓国LG U+がiPhone 6とiPhone 6 Plusの取り扱いを発表、LG U+は世界初のiPhoneを取り扱う100% LTEキャリアに
- 2014年10月23日
- Apple関連
韓国の移動体通信事業者であるLG U+は米国のApple製のスマートフォン「Apple iPhone 6」および「Apple iPhone 6 Plus」を取り扱うと正式に発表した。
Appleの発表会においてVoLTEを利用可能な移動体通信事業者として紹介されていたため、LG U+が取り扱うことは発表当初より確実視されていたが、ようやくLG U+が正式にiPhone 6とiPhone 6 Plusを取り扱うことを明らかにした。
取り扱う型番はiPhone 6がA1586で、iPhone 6 PlusがA1524である。
2014年10月24日15時より予約受付を開始し、韓国で発売される2014年10月31日にLG U+も販売を開始する。
LG U+のネットワークではFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/850(B5) MHzで利用可能となる。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションにも対応しており、キャリアアグリゲーションはCA_1-5を適用する。
FDD-LTE 2600(B7) MHzは連続した20MHz幅を使用しているため、ブロードバンドLTEも利用できる。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
LG U+は3G方式にCDMA2000 1700(BC4) MHzを使用するが、iPhone 6やiPhone 6 Plusは非対応である。
そのため、音声通話はLTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTEのみとなる。
LG U+がApple製のスマートフォンを取り扱うのは初めてで、iPhone 6とiPhone 6 PlusがVoLTEに対応したことで、LG U+の取り扱いが実現した。
韓国ではSK TelecomやKTも取り扱うため、韓国におけるすべての移動体通信事業者がiPhone 6とiPhone 6 Plusを取り扱うことになる。
なお、LG U+のネットワークでiPhone 6やiPhone 6 Plusを使用する場合はLTEネットワークのみを利用することになり、これはApple製のスマートフォンを正規に取り扱う移動体通信事業者では世界初である。
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