マカオで4G LTE免許の入札手続きを実施、最大4枠のところ6社が参戦
- 2014年11月20日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区で通信関連の管理を担う電信管理局(DSRT)は2014年11月18日17時(現地時間)を締め切りとして4G免許の入札手続きを実施した。
2014年11月19日15時(同)には前日に締め切った入札手続きに応札した企業を明らかにした。
マカオ特別行政区では発給数が4枠で免許の有効期間を8年として4G免許を交付することが決まっており、4Gの方式としてはLTE方式を採用する。
また、入札するためには2015年中にマカオ特別行政区の面積の半分以上を、2016年中にマカオ特別行政区内全域を高品質なネットワークでカバーすることが条件となっている。
4G免許の発給数が最大で4社であるが、6社が応札したことが分かった。
応札した企業はCTMとして知られるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau(澳門電訊)、China Telecom Macau(中国電信澳門)、SmarTone – Comunicacoes Moveis(数碼通流動通訊澳門)、China Mobile Hong Kong(中国移動香港)、3 Macauとして知られるHutchison – Telefone Macau(和記電話澳門)、U Hong Comunicacoes(宇航通訊)の6社である。
なお、China Telecom MacauとHutchison – Telefone Macauは応札時の書類に不備があったため、再提出の条件付きでの手続き受け入れとなっている。
マカオ特別行政区における既存の移動体通信事業者であるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau、SmarTone – Comunicacoes Moveis、Hutchison – Telefone Macau、China Telecom Macauの4社に加えてChina Mobile Hong KongとU Hong Comunicacoesの2社が新規参入を表明したことになる。
U Hong Comunicacoesはマカオ特別行政区への参入を目的として設立されており、マカオの数社や中国のHuawei Technologies(華為技術)などが出資しているという。
最大で4枠のところに6社が応札したため、少なくとも2社は落選することになる。
マカオ特別行政区におけるLTE方式によるサービスは2015年に開始する予定で、一方でGSM方式によるサービスは2015年6月に停波する計画である。
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