米国VerizonがCDMA2000で使用中の1.9GHz帯の一部をLTEに転用開始
- 2014年12月09日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者であるVerizon WirelessはLTE方式によるサービスでFDD-LTE 1900(B2) MHzの使用を開始したことが分かった。
米国ではVerizon WirelessのFDD-LTE 1900(B2) MHzを検出したとの報告が相次ぎ、Verizon Wireless関係者もこれを認めており、将来的にLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションでも利用する方針とされている。
これまでVerizon WirelessはFDD-LTE 1700(B4)/700(B13) MHzでLTE方式によるサービスを展開してきたが、それにFDD-LTE 1900(B2) MHzが加わってトライバンドで展開されることになる。
Verizon Wirelessは3GサービスにCDMA2000方式を採用し、CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHzを使用している。
このうちCDMA2000 1900(BC1) MHzで使用している1.9GHz帯を一部の地域でLTE方式に転用しているという。
なお、1.9GHz帯をLTE方式に転用している地域は約10都市としており、CDMA2000 800(BC0) MHzが残っておりCDMA2000方式によるサービスがすぐに停波されるわけではない。
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