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台湾の中華電信がLTEサービスで900MHz帯を使用開始、キャリアアグリゲーションも導入



台湾の移動体通信事業者であるChunghwa Telecom(中華電信)はLTE方式によるサービスでFDD-LTE 900(B8) MHzの使用を開始した。

900MHz帯におけるLTE方式のサービスに関して国家通訊伝播委員会(NCC)が認可したため、Chunghwa Telecomは正式にFDD-LTE 900(B8) MHzを商用サービスで使用する。

これまではFDD-LTE 1800(B3) MHzの15MHz幅のみで提供してきたが、FDD-LTE 900(B8) MHzの10MHz幅を追加してデュアルバンドで提供することになる。

1GHz未満の低い周波数を使うことで、屋内などのカバーも強化できるとしている。

台湾でFDD-LTE 900(B8) MHzを使用する移動体通信事業者はTaiwan Star Telecom(台湾之星電信)に続いて2社目となる。

また、FDD-LTE 900(B8) MHzの使用開始に伴い、LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを提供することも明らかにしている。

FDD-LTE 1800(B3) MHzの15MHz幅とFDD-LTE 900(B8) MHzの10MHz幅を束ねて25MHz幅とするため、通信速度は下り最大187.5Mbpsに高速化する。

Chunghwa Telecom

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