IDC Japanが2014年Q3のモバイルデバイス出荷台数を発表、減少傾向の結果に
- 2015年01月14日
- その他国内携帯電話
調査会社のIDC Japanは日本における2014年第3四半期におけるモバイルデバイスの出荷台数に関する調査結果を発表した。
モバイルデバイスにはスマートフォン、タブレット、データコミュニケーション端末、PCを含むとしている。
なお、タブレットにはeReaderを含んでおり、データコミュニケーション端末にはデータ通信カードやモバイルルータを含むとのことで、データコミュニケーション端末は一般的にデータ通信端末と言われる端末類を指している。
これらモバイルデバイスの2014年第3四半期における出荷台数は1,039万台となり、前年同期比19.9%の減少となった。
モバイルデバイス全体の中でスマートフォンの出荷台数が521万台で、前年同期比24.2%の大幅な減少を記録した。
スマートフォンの出荷台数が減少した原因としては、OSにAndroidを採用したスマートフォンの販売が不振であることが挙げられている。
また、調査結果はApple製の新型スマートフォンが発売される直前の期間が含まれており、それらを待つ消費者がOSにAndroidを採用したスマートフォンの購入を控えたとの見方が出ている。
2015年の予測も掲載されており、スマートフォン市場はプラスに転ずる可能性があるとしながらも、タブレット市場の鈍化とPC市場のマイナス成長が見込まれるため、モバイルデバイス全体の出荷台数はマイナス成長になると分析されている。
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