UQがWiMAX 2+でキャリアアグリゲーションと4×4 MIMOを用いて440Mbpsへの高速化を計画
- 2015年01月16日
- KDDI-総合
UQ CommunicationsはWiMAX 2+において将来的に下り440Mbpsへ高速化する計画であることを明らかにした。
異なる帯域を束ねるキャリアアグリゲーション、基地局側と端末側でそれぞれ4つのアンテナを用いる4×4 MIMOの両方を適用し、下り最大440Mbpsへの高速化を狙う。
なお、下り最大440Mbpsへの高速化は2016年以降としている。
UQ CommunicationsはWiMAX 2+でキャリアアグリゲーションと4×4 MIMOを商用化することを発表しており、Speed Wi-Fi NEXT W01およびSpeed USB STICK U01がキャリアアグリゲーション、Speed Wi-Fi NEXT WX01が4×4 MIMOに対応している。
WiMAXで利用している帯域の一部をWiMAX 2+に転用し、WiMAX 2+の帯域幅を20MHz幅から40MHz幅に拡大することになるが、キャリアアグリゲーションは従来のWiMAX 2+の帯域と新たに拡張したWiMAX 2+の帯域を束ねる。
一方で、MIMOは基地局側と端末側でそれぞれ複数のアンテナを利用し、複数のアンテナで同時にデータ通信を行う技術であり、4×4 MIMOでは基地局側と端末側でそれぞれ4つのアンテナを用いる。
新たに発表された端末はキャリアアグリゲーションまたは4×4 MIMOのいずれかに対応するが、将来的には両方に対応して通信速度の高速化を計画している。
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