ローマ法王の訪比に伴いフィリピンの一部で携帯電話サービスを一時的に停止
- 2015年01月17日
- 携帯電話総合
フィリピンの移動体通信事業者はローマ法王のフィリピン訪問に伴い、フィリピンの一部で一時的に携帯電話サービスを停止していることが分かった。
マニラ首都圏などローマ法王の移動に合わせてフィリピンの一部地域において、ローマ法王が滞在する時間帯に限って携帯電話サービスを一時的に停止しているという。
フィリピンの移動体通信事業者であるSmart Communications, Globe Telecom, Sun CellularがFacebookなどのSNSを通じて告知している。
利用者に対してはSMSによる告知も行っている場合もある。
携帯電話の電波を一時的に停波することで携帯電話サービスを停止することになり、これによって携帯電話のアンテナピクトは圏外となるが不具合や障害ではないため注意が必要である。
ローマ法王は2015年1月15日~1月19日の日程でフィリピンを訪問しており、すでに一部の地域で何度か携帯電話サービスを停止している。
今後も一部の地域で何度かに渡って携帯電話サービスを停止することをあらかじめ告知している。
なお、携帯電話サービスの停止は移動体通信事業者の判断によるものではなく、保安を理由としたフィリピン政府による要請に従ったものである。
カトリック教徒が大多数を占めるフィリピンではローマ法王がフィリピンに滞在する期間はマニラ首都圏が臨時で祝日になるなど、大イベントとなっている。
フィリピンはアジア最大のカトリック国であり、ローマ法王が訪問するのは20年ぶりという。
携帯電話サービスの一時的な停止以外に、固定回線の一時的な停止や航空便の一時的な発着の見合わせなど、多方面に影響が発生している。
Facebook – Smart Communications
Facebook – Globe Telecom
Facebook – Sun Cellular
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