KTとLG U+がソウル中央地裁にSK Telecomの3band LTE-Aに関する広告の禁止を求める仮処分を申請
- 2015年01月19日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるKTとLG U+はソウル中央地方裁判所にSK Telecomの3band LTE-Aに関する広告の禁止を求める仮処分を申請したことが韓国メディアの報道で分かった。
SK TelecomはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを発展させ、3帯域を束ねたキャリアアグリゲーション(3CC CA)を3band LTE-Aとして世界で初めて商用化したと謳っているが、これについてKTとLG U+が問題視している。
SK Telecomは3band LTE-Aに対応したスマートフォンとして100台限定で2014年12月よりSamsung GALAXY Note 4 S-LTEの販売を開始し、それと同時に3band LTE-Aを世界で初めて商用化したと宣伝している。
しかし、Samsung GALAXY Note 4 S-LTEの販売台数が限定的であることや、一般販売はKTやLG U+が3CC CAを商用化する2015年1月であることより、KTとLG U+はSK Teleconが世界初の商用化と広告を出すことは適切でないと指摘している。
そのため、KTとLG U+はSK Telecomによる3band LTE-Aを世界で初めて商用化したと謳う広告の禁止を求め、ソウル中央地方裁判所に仮処分を申請したという。
3CC CAに対応したスマートフォンはSK TelecomとKTが2015年1月21日よりSamsung GALAXY Note 4 S-LTEより一般販売を開始する可能性が有力視されており、LG U+はLG G Flex2を発売後にSamsung GALAXY Note 4 S-LTEを販売する見通しである。
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