破産宣告を受けた台湾・大衆電信が日本におけるPHS国際ローミングを1月31日に終了
- 2015年01月21日
- 海外携帯電話
台湾の通信事業者であるFirst International Telecom(FITEL、大衆電信)は日本におけるPHS国際ローミングを2015年1月31日に終了すると発表した。
First International Telecomは日本においてY!mobileのPHSネットワークを利用してPHS国際ローミングを提供してきた。
Y!mobileがWILLCOMの時代からPHS国際ローミングで協業してきたが、First International Telecomは台湾台北地方裁判所から破産宣告を受けており、事業の継続そのものが危うい状況に陥っている。
PHS事業だけではなくWiMAX事業も手掛けているが、台湾においてはWiMAX事業も大幅に衰退している。
そのため、将来的には次世代通信規格としてAXGP方式を導入することを表明していたが、それも実現が困難との見方が強くなっている。
なお、First International Telecomは過去に会社更生法を適用したことがあり、事実上の倒産は約6年ぶり2度目となる。
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