ZTE Grand Memoの展示端末にスペック詐称疑惑が浮上
- 2013年02月27日
- Android関連
ZTEがMobile World Congress 2013で展示した「ZTE Grand Memo」の実機は公称スペックとは異なることが海外メディアの検証で判明して問題になっている。
プレスリリースにはチップセットはQualcomm Snapdragon 800で、システムメモリの容量は2GBと記載されている。
ところが展示された実機はQualcomm Snapdragon 600かQualcomm Snapragon S4 Proの可能性が高くなっている。
Qualcomm SnapdragonはGPUがQualcomm Adreno 330であるが、展示された実機ではQualocmm Adreno 320であることが確認されている。
また、システムメモリは使用中が543MBと空きが315MBの計858MBと認識されており、1GBである可能性が高くなっている。
海外ではスペック詐称として問題にしているメディアもある。
現地での報告によると口頭でQualcomm Snapdragon 600に修正したとの情報や、遅れてQualcomm Snapdragon 800を搭載したバージョンを搭載するとの証言を得たとの情報もあるが、当記事を公開する時点ではプレスリリースは修正されていない。
スペックを公式に発表しているのであれば、展示する実機は発表通りのスペックである必要があるし、仮に展示する実機が製品版のスペックと大きく異なっているのであれば、誤解を招かないためにも何らかの告知をしておいた方が良いのではないだろうか。
・ANDROID POLICE
http://www.androidpolice.com/2013/02/26/zte-says-the-grand-memo-has-a-snapdragon-800-then-a-600-probably-has-an-s4-pro-lies-about-amount-of-ram-too/
・ZTE
http://wwwen.zte.com.cn/en/press_center/news/201302/t20130226_387844.html
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