韓国で3CC CA対応スマートフォンの販売が低調、1日あたりの平均販売台数が100台を下回る
- 2015年02月11日
- Android関連
韓国の調査会社であるATLAS Research & Consultingは韓国における2015年1月29日から2月4日のスマートフォン販売台数の調査結果を発表しており、その調査結果を引用して3帯域を束ねたキャリアアグリゲーション(3CC CA)に対応したスマートフォンの販売台数が低調であると韓国メディアが伝えている。
3CC CAに対応したスマートフォンとしてはLG Electronics製のLG G Flex2とSamsung Electronics製のSamsung GALAXY Note 4 S-LTEの2機種が投入されているが、集計期間中の販売台数はそれぞれ670台と80台と報告されている。
韓国では全国に25,000もの販売店があるため、3CC CAに対応したスマートフォンを1台も販売していない店舗が多く存在することになる。
1日あたりの平均販売台数はSamsung GALAXY Note 4 S-LTEが95台程度、LG G Flex2が発売前の日数を考慮すると26台程度である。
なお、Samsung GALAXY Note 4 S-LTEは集計期間のすべてを通して実店舗において販売されているが、LG G Flex2は集計期間中に販売を開始したため、実店舗における販売の3日分だけが反映されている。
両機種とも1日あたりの平均販売台数は100台を下回るほどの低調な販売台数となっている。
一方で、この集計期間のトップはSK Telecom版のSamsung GALAXY Note 4 (SM-N910S)が4週連続の首位としている。
Samsung GALAXY Note 4はSamsung GALAXY Note 4 S-LTEと同価格で、またLG G Flex2よりも高く設定されているため、価格の問題ではなく供給量が足りないとの見方が強い。
3CC CAの世界初の商用化を謳うために急いで発売したことで、端末の供給量が追いつかないために販売台数が低調な結果になったと見られる。
供給量が少ないことは以前より指摘されており、発売当初は入荷できない店舗も多かったという。
また、入荷を待たずにSamsung GALAXY Note 4を購入する消費者が多いことから、3CC CAに魅力を感じる消費者が少ないとも言えそうである。
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