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マカオで4社にLTEサービスの免許を交付、中国移動陣営は敗北



マカオ特別行政区の行政機関で電気通信事業を管轄する電信管理局(DSRT)はLTEサービスの免許を交付する移動体通信事業者を発表した。

公開入札の実施後に電信管理局の入札委員会が各移動体通信事業者を総合的に評価し、4社の移動体通信事業者に免許を交付することで決まった。

当初より免許の発給数は最大で4社と決められていたが、6社が応札する状況となっていた。

応札した企業はCTMとして知られるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau(澳門電訊:以下CTM)、China Telecom Macau(中国電信澳門)、SmarTone – Comunicacoes Moveis(数碼通流動通訊澳門:以下SmarTone Macau)、China Mobile Hong Kong(中国移動香港)、3 Macauとして知られるHutchison – Telefone Macau(和記電話澳門:以下3 Macau)、U Hong Comunicacoes(宇航通訊)の6社である。

最終的に免許を獲得した移動体通信事業者はCTM、China Telecom Macau、SmarTone Macau、3 Macauの4社で、マカオにおける既存のすべての移動体通信事業者に対して免許が発給されたことになる。

世界最大の移動体通信事業者であるChina Mobile(中国移動)はChina Mobile Hong Kongを通じて参戦したが、新規参入を狙ったU Hong Comunicacoesとともに免許の獲得に失敗した。

免許の交付には条件が与えられており、免許を獲得した移動体通信事業者は2015年中にLTEサービスを開始し、2015年末までにマカオ全土の50%以上をLTEサービスの提供エリアとする必要がある。

全社がFDD-LTE方式を採用しており、一部の移動体通信事業者はTD-LTE方式も採用することが決まっている。

電信管理局

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