タイにおける1.8GHz帯と900MHz帯のLTE免許交付は12月以降を予定
- 2015年03月31日
- 海外携帯電話
タイの行政機関で電気通信事業を管轄するNational Broadcasting Telecommunication Commission(NBTC)は1.8GHz帯と900MHz帯について公式声明を発表した。
1.8GHz帯と900MHz帯はLTE用に割り当てることが決まっているが、周波数オークションの実施が当初の計画から遅れている状況にある。
公式声明によると、先に1.8GHz帯の周波数オークションを実施し、後から900MHz帯の周波数オークションを実施する。
1.8GHz帯については2015年7月17日よりパブリックコメントによる意見募集を開始、2015年8月17日にパブリックコメントを公開、遅くとも2015年8月26日までに周波数オークションの準備を整え、2015年8月28日~9月29日に入札を実施する計画である。
選定作業など事務処理を経て遅くとも2015年11月25日までに落札者を発表し、2015年12月に落札額の支払いなどを確認後に1.8GHz帯におけるLTEサービスのライセンスを付与する予定としている。
900MHz帯については2015年8月5日~9月9日にパブリックコメントによる意見募集を実施し、遅くとも2015年9月23日までに周波数オークションの準備を整え、2015年9月28日~10月28日に入札を実施する計画という。
事務処理などを経て2015年12月15日に落札者を発表し、2015年12月30日までに落札者は落札額などの支払いを済ませ、2016年1月に900MHz帯におけるLTEサービスのライセンスを付与する予定となっている。
あくまでも計画であるため、更に遅れる可能性もある。
LTEサービスは1.8GHz帯がFDD-LTE 1800(B3) MHz、900MHz帯がFDD-LTE 900(B8) MHzとなる見通し。
なお、LTEサービスのライセンスの交付は1.8GHz帯が2015年12月、900MHz帯が2016年1月となっており、これらの周波数を使用したLTEサービスの開始は早くとも2016年に入ってからとなる。
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