米Sprint傘下のBoost Mobileがキューバへの通信に特化したプランを発表

SoftBankグループのSprintの子会社であるBoost Worldwideはキューバへの通信に特化したプランを提供すると発表した。

Boost Worldwideはブランド名をBoost Mobileとして展開しており、実質的にVirgin MobileとともにSprintのプリペイドブランドとして扱われている。

キューバへの通信に特化したプランはCuba Monthly Connectで、キューバへの通話料が低廉化し、無料メッセージも実現している。

Cuba Monthly Connectには有効期間が1ヶ月で50米ドル(約5,900円)と60米ドル(約7,100円)の2種類のプランが用意されている。

プランの内容は有効期間内において、Boost Mobile同士の通話およびテキストメッセージは無制限、キューバへの国際電話が15分、キューバへのテキストメッセージが無制限で、これらの内容は両プランで共通している。

米国国内におけるデータ通信容量が異なっており、50米ドルのプランは高速な4G(LTE方式)/3G(CDMA2000方式)ネットワークを利用したデータ通信の容量が5GBで、60米ドルのプランは10GBとなっている。

まずはマイアミにおいてCuba Monthly Connectへの加入が可能となっている。

マイアミは地理的にキューバと近く、キューバから亡命したキューバ人も多く居住している。

そのため、キューバとの通信に特化したCuba Monthly Connectをいち早くマイアミにおいて提供を開始する。

米国とキューバは国交正常化に向けて交渉を進めており、米国とキューバの関係改善が大きく進歩していることから、Cuba Monthly Connectの実現に至ったという。

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