ネパールの大地震でNcellのネットワークが一部でダウン、無料SMSの提供も発表
- 2015年04月26日
- 海外携帯電話
スウェーデンの移動体通信事業者であるTeliaSoneraは同社傘下でネパールの移動体通信事業者であるNcellのネットワークが一部で利用不可となっていることを発表した。
ネパール中部で2015年4月25日に発生した大地震の影響で知人などと連絡を取ろうとしたユーザが増加し、急激に負荷がかかったために一部でネットワークが利用不可となっている模様である。
大地震で多数の建築物が倒壊したことが分かっており、Ncellの通信設備などが倒壊してネットワークに影響を与えている可能性もある。
大地震が発生した2015年4月25日、そして翌日の2015年4月26日は土日であり、多くのNcellの従業員は休日となっている模様で、情報収集が遅れている可能性も考えられる。
混雑したネットワークへの負担を軽減するために、SMSで連絡を取ることを推奨している。
SMSによる連絡を推奨するための施策として、まずはNcellの利用者に対して50件のSMSを無料で提供する。
TeliaSoneraはNcellの株式60.4%を保有しており、Ncellの筆頭株主となっている。
Ncellのウェブサイトは大地震の発生後から接続不可の状態になっているため、Ncellの親会社であるTeliaSoneraを通じて発表している。
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