第4のキャリアを目指すシンガポールのMyRepublicが1000枚のSIMカードを無料配布へ

シンガポールの通信事業者であるMyRepublicは1000枚のSIMカードを無料で配布し、モバイルネットワークを利用したトライアルサービスを提供することがシンガポールメディアの報道で分かった。

1000枚のSIMカードを無料で配布し、LTE方式による通信を無制限で提供する計画という。

シンガポール政府はMyRepublicに対して移動体通信事業者のライセンスを交付していないが、Heterogeneous Network(HetNet)のトライアルサービスを提供するための暫定的なライセンスを交付している。

Heterogeneous Networkは異なる通信方式を組み合わせて構築したネットワークのことで、MyRepublicはLTE方式と無線LANでトライアルサービスを提供する予定である。

トライアルサービスの期間は2015年8月から3ヶ月間で、ジュロンレイク地区に限定して提供する模様である。

この報道について、MyRepublicは事実であることをFacebookの公式アカウントを通じて認めている。

MyRepublicは第4の移動体通信事業者として移動体通信事業に参入する計画で、トライアルサービスにおいて無制限のデータ通信を提供することは移動体通信事業のシミュレーションなるとしている。

近くトライアルサービスの登録フォームを公開する予定としている。

なお、シンガポールではConsistelも第4の移動体通信事業者の座を狙うことを表明しており、シンガポールで公共交通網を構築しているSMRTがConsistelを支援することも分かっている。

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