クアルコムがLG G4にSnapdragon 808 with X10 LTEが採用されたと発表、下り最大450MbpsのLTE Cat.9や3CC CAに対応
- 2015年04月30日
- Android関連
米国のQualcommとQualcomm傘下のQualcomm TechnologiesはLG Electronics製のスマートフォン「LG G4」にQualcomm Snapdragon 808 with X10 LTEが採用されたと発表した。
Qualcomm Snapdragon 808は64bit対応のチップセットで、CPUはデュアルコアのARM Cortex-A57とクアッドコアのARM Cortex-A53で構成されており、計ヘキサコアとなる。
CPUの動作周波数はARM Cortex-A57が1.8GHz、ARM Cortex-A53が1.4GHzとなっている。
通信モデムはQualcomm X10 LTEを搭載している。
Qualcomm X10 LTEはLTE UE Category 9やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを発展させた3コンポーネント・キャリア・ キャリアアグリゲーション(3CC CA)に対応する。
3CC CAは最大で20MHz幅の周波数を3波まで束ねることが可能で、通信速度は下り最大450Mbpsに達する。
韓国の移動体通信事業者に投入されるLG G4は3CC CAを利用できるが、移動体通信事業者の利用可能な周波数が限られているため下り最大300Mbpsとなる。
なお、LG G4はQualcomm Snapdragon 808 with X10 LTEを採用した初のスマートフォンである。
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