中国電信がキャリアアグリゲーションのトライアルを広東省で開始、アップリンクのキャリアアグリゲーションも
- 2015年05月18日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者であるChina Telecom(中国電信)の広東省支社であるGuangdon Telecom(広東電信)はLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションのトライアルを2015年5月17日より開始したと発表した。
広東省の広州市と深圳市の2都市の一部においてキャリアアグリゲーションのトライアルを開始している。
キャリアアグリゲーションは下り/上りともに導入しており、デモンストレーションでは通信速度が下り224.98Mbps/上り64.76Mbpsを記録した。
China Telecomの場合はFDD-LTE方式でキャリアアグリゲーションを適用していない場合は通信速度が下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsであるが、それを上回る速度を出せるとアピールしている。
なお、アップリンクのキャリアアグリゲーションを利用するためにはLTE UE Category 10などアップリンクのキャリアアグリゲーションに対応した端末が必要となるため、一般的に出回っている商用端末では利用できず、ネットワークレベルで運用が開始しているだけと考えた方が良い。
アップリンクのキャリアアグリゲーションは商用ネットワークを利用するものの、実施的には一般ユーザは利用できないため、トライアルとして展開しているものと思われる。
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